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重文 唐物肩衝茶入『油屋』|茶入

所蔵:五島美術館 高さ:8.4cm 口径:4.1cm 底径:4.4cm ザ・茶入の筆頭格 『油屋』は、茶入の中でも最もスタンダードなカタチをしつつ、最も美しい茶入といっても良いかもしれません。つるんと …

唐物鶴首茶入 『利休鶴首』|茶入

2017/08/20   -茶入
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所蔵:湯木美術館 高さ:6.0cm 口径:2.7cm 底径:2.7cm ひょろ長い首が特徴的な茶入 数ある茶入の中でも、一際目立つ姿なのが鶴首茶入。鶴の首のように長いことから、命名されたのはその容姿を …

瀬戸肩衝茶入『橋姫』|茶入

2017/08/19   -茶入
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所蔵:個人 高さ:7.9cm 口径:3.8cm 底径:4.5cm 銘『橋姫』は古今集から引用したもの 古今集にある「さむしろに衣かたしき今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫」の歌を引いて、小堀遠州が『橋姫』 …

唐物茄子茶入 『付藻茄子』|茶入

所蔵:静嘉堂文庫美術館 高さ:7.2cm 口径:2.7cm 底径:2.7cm 釉薬がきれい。と思っていると?! 『付藻茄子』はまずもって形状が美しいです。茄子のように、お尻が手っぷりとしている愛らしさ …

唐物茄子茶入 『紹鴎茄子』|茶入

所蔵:湯木美術館 高さ:6.0cm 口径:2.7cm 底径:2.7cm 底付近に留まった釉薬の塊が見所なり 『紹鷗茄子』は全体を飴色の下地にして、肩先からとろりと溶ける釉薬が、三筋のなだれ風におりてい …

重文 唐物肩衝茶入『北野肩衝』|茶入

所蔵:三井記念美術館 高さ:8.9cm 口径:4.3cm 底径:4.2cm 背丈が高い名物茶入 『北野肩衝』は、三井家が所有する茶入の中でも、最も評価の高い茶入かもしれません。背丈が比較的高いのですが …

重文 唐物肩衝茶入『松屋』|茶入

所蔵:根津美術館 高さ:7.7cm 口径:4.6cm 底径:4.7cm 丸みがかわいらしい茶入 肩衝茶入の中では、かなりお尻が丸まっているタイプで、どこか愛らしさに溢れています。ちなみに、根津美術館の …

古瀬戸肩衝『横田』|茶入

所蔵:徳川美術館 高さ:13.9cm 口径:3.9cm 底径:4.8cm 見るものを惹き付ける異様な形状 ひょろ長い姿は「一度見たら忘れられない茶入No.1」の座に君臨すること間違いなし。『横田』は数 …

熊川茶碗『霊雲』|高麗茶碗

2017/08/09   -高麗茶碗
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所蔵:野村美術館蔵 高さ:N/A 口径:N/A 高台径:N/A おとなしくうつくしい 熊川茶碗『霊雲』は、この部類の茶碗のなかでは最も肌色がうつくしいと個人的に思っています。一見すると、白く見所が少な …

熊川茶碗『若草』|高麗茶碗

2017/08/02   -高麗茶碗
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所蔵:個人蔵 高さ:N/A 口径:N/A 高台径:N/A 逸り上がる口元が特徴 熊川茶碗といえば腰から口縁にかけて少し逸り上がるところ、見込みの丸い鏡、そして、てっぷりと丸くカタチ作られた腰でしょう。 …

熊川茶碗『千歳』|高麗茶碗

所蔵:五島美術館蔵 高さ:9.0cm 口径:13.9cm 高台径:5.5cm 高さのある土見せが見所の熊川茶碗 千歳の見所はなんといっても茶碗の高さ。9cmに達するのは、筒茶碗か大井戸茶碗くらい。熊川 …

大井戸茶碗『佐野』|井戸茶碗

所蔵:東京国立博物館蔵 高さ:8.6cm 口径:15.9cm 高台径:5.7cm 大井戸茶碗の風格抜群 大井戸茶碗「佐野」。この風格は是非とも実物を見てかんじとっていただきたい。写真では白く映っている …

玉子手茶碗『小倉山』|高麗茶碗

所蔵:静嘉堂文庫蔵 高さ:7.8cm 口径:12.6cm 高台径:5.1cm 二徳の玉子手茶碗 玉子手とはいわれていますが、その素晴らしい雨漏っぷりは、雨漏茶碗としても希有な存在でしょう。二徳三島があ …

玉子手茶碗『玉椿』|高麗茶碗

2017/07/30   -高麗茶碗
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所蔵:MOA美術館 高さ:7.7cm 口径:14.2cm 高台径:6.3cm 100見は1感にしかず 玉子手茶碗は、なかなかお目にかかれないレアな部類の茶碗。 ですが、この茶碗の最大の見所は手取りだっ …

三島茶碗『二徳三島』|高麗茶碗

所蔵:三井記念美術館 高さ:N/A 口径:N/A 高台径:N/A 千利休も所持したお茶碗ではあります 三島の由来は、茶碗に施された模様が静岡県の古社・三嶋大社にあった「三島暦」に似ていたからだといわれ …

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