長次郎

黒楽茶碗『大威徳』|長次郎

投稿日:

所蔵:
遠山記念館蔵
高さ:
N/A
口径:
N/A
高台径:
N/A

お手を添えてみたい一碗

表千家・如心斎が五大明王にちなんで名前をつけたのだとか。特徴はあまりないといえば無いのですが、ネーミングセンスは感心したい一碗。作風は「千声」に似ていますが、雰囲気はこちらのほうが抑え気味。実物を触ってみないとなんともいえないところはあるのですが。

耳寄りなおはなし

明王と言うと、仏教の流れを想像してしまいます。案の定、千家は仏教(禅宗)とのつながりは深いですね。茶の湯のちょっと異世界に入り込む感じは、俗世から離れる仏教の思想に習ったのでしょう。

出典

  • pinterest
  • omotesenke.jp

-長次郎
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

所蔵:個人蔵 高さ:8.5cm 口径:11.5cm 高台径:4.7cm 楽茶碗No.1の地位は揺るがず 楽茶碗No.1の呼び声高い「大黒」。長次郎の茶碗では大きいサイズに分類される希少種。正面に表れた …

黒楽茶碗『万代屋黒』|長次郎

所蔵:楽美術館蔵 高さ:8.6cm 口径:11.2cm 高台径:4.8cm 長次郎の中では最も美しい茶碗 指折りの名品。しかし近年までは千家秘蔵の品であったそうで、ようやく2012年に京都楽美術館にお …

黒楽茶碗『杵ヲレ』|長次郎

所蔵:楽美術館蔵 高さ:N/A 口径:N/A 高台径:N/A うまづらなお茶碗 長い筒型の茶碗は希有。景色はそれほど特色はありませんが、全体的に茶色味になっています。口辺部は手こね作りならではの捻りが …

重文 黒楽茶碗『俊寛』|長次郎

所蔵:三井記念美術館蔵 高さ:8.1cm 口径:10.7cm 高台径:4.9cm テカってる肌は艶かしい 長次郎の茶碗には珍しく、艶のある肌が印象的。もっとも、ノンコウ以降の楽茶碗に見られるようなてか …

赤楽茶碗『夕暮』|長次郎

所蔵:五島美術館蔵高さ:9.0cm口径:10.3cm高台径:5.1cm口縁に垂れる白い釉解けにうっとり名前の通り、夕暮れの景色を思わせる茶碗です。赤楽ならではの赤と白の釉薬の解け具合は生唾モノ。写真で …

恵比寿屋のコレクションに関するレンタル・お譲りについてはこちらのページのお問い合わせよりコンタクトください。

茶道具キーワードで検索