井戸茶碗

小貫入茶碗『東大寺』|井戸茶碗

投稿日:2017年6月15日 更新日:

所蔵:
逸翁美術館蔵
高さ:
N/A
口径:
N/A
高台径:
N/A

レアな白と小貫入は薄暗闇で映える

小貫入茶碗のなかでは、珍しく白みを帯びた茶碗。釉薬が生み出す貫入の景色も、白が強く出ているのではっきりとは見られません。が、ここがはっきりと見えないところがミソ。暗闇の中で明かりをあてると、はっと驚く様子が現れるのではと思います。 口辺から走るニュウも幾つかあり、時の経過を感じ取れる一碗。小林一三も哀願したことでしょうぞ。

耳寄りなおはなし

上林井戸に似た色味かもしれませんが、上林にはちょっと及ばないですね。暗いお部屋に明かりをポンと照らして、この茶碗を照らすと、その美しさにため息がでるのでは。茶碗は日光が燦々と降り注ぐ部屋よりも、少し暗い部屋のほうが見栄えするものであります。

出典

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