井戸茶碗

大井戸茶碗『巌』|井戸茶碗

投稿日:

所蔵:
大光明寺蔵
高さ:
9.3cm
口径:
14.7cm
高台径:
5.8cm

口辺の黒ずみが時代を物語る

さびさびのお茶碗。口辺の黒ずみは、長年にわたって愛用されてきた祥子ではないでしょうか。幾度も口をつけ、洗いを重ねて、ガラス質がすれてしまった地肌に黒ずみが入り込んできた感じです。人によっては、汚いと思ってしまうかもしれません。が、昔の偉人が口をつけている可能性も・・・・・・

耳寄りなおはなし

所蔵の大光明寺は京都にあるお寺。同じく大井戸茶碗の「玉水」とかも保持しています。にしても、お寺が保有している茶道具って、中ではどんなときに使われるんでしょうかね。気になります。

出典

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