織部茶碗

重文 織部茶碗『冬枯』|織部茶碗

投稿日:2017年5月4日 更新日:

所蔵:
徳川美術館蔵
高さ:
9.5cm
口径:
10.5cm
高台径:
5.3cm

イミフメイな図柄が大人気!

織部茶碗の名碗にして、意味不明な茶碗。描かれた絵が何を書こうとしたのかは、当人のみが知るところ。ぱっとみ案山子(かかし)のようにみえますが、もっと意味深な何かを描いたのかも。

ぐにゃりとした口辺もいとおかし

筒茶碗ですが、口辺がぐにゃりと歪んでいるのは織部茶碗らしさにあふれていますね。口辺すぐの一段盛り上がった所も、理にかなった形状ではとおもいます。織部茶碗は総じてカタチがいびつですが、実際に手にもってお茶を飲んでみるとその使い易さに驚くことが多いですね。

耳寄りなおはなし

なかなかお目に書かれない冬枯。徳川美術館が所蔵しているのですが、東京ではなかなか展示してくれない。なんか理由があるのかなと勘ぐってしまうわけでありますが。

出典

  • pinterest

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