- 所蔵:
- 不審庵蔵
- 高さ:
- 8.8cm
- 口径:
- 10.2cm
- 高台径:
- 5.0cm
地面すれすれの窯割れに惚れ惚れ
瀬戸黒というと、男らしいイメージがつきもの。真っ黒な胴に土見せの高台が典型的なカタチ。そんなかな、この茶碗は少し異端児の部類に入るかもしれません。大きさは比較的小振りで、半筒程度のサイズ。表面の黒はのっぺりとしており、縦に入った篦目といい相性。土見せは黒く、男らしさを感じます。
耳寄りなおはなし
小原木は利休が愛した茶碗といわれており、長次郎茶碗のサイズに似ているかも。利休の思想は全て小振りに収斂していきますね。
出典
- blogimg.goo.ne.jp/