- 所蔵:
- 恵比寿屋
- 高さ:
- 7.1cm
- 口径:
- 14.3cm
- 底径:
- 4.8cm
- 一金:
- 300,000円
ストーリー
五島美術館が所蔵する水指の「破袋」のように、正面に窯割れが見られる織部の茶碗。前のめりな形状と無作為にあしらったであろう絵が、我が路を行きたい思いに満ちあふれている茶碗。明治初期に兵庫県芦屋で呉服商で成功を収めた飯田家が所蔵した歴史が残る。
『じゃじゃ馬』の形状
正面に偶然生まれた窯割れの景色がカッコいい。横から見ると、かなり前傾姿勢。
『じゃじゃ馬』の肌
つるっとした釉薬の焼け方。見込みには黒い釉薬がびっしりと敷き詰められている。どこか瀬戸黒っぽい印象をうける。
『じゃじゃ馬』の重さ
大振り茶碗らしく重い。また、片手では持つことが難しく、飲み口をどこに持ってくるかも迷いそう。
耳寄りなおはなし
出典
- 全てオリジナル