- 所蔵:
- 湯木美術館蔵
- 高さ:
- 7.9cm
- 口径:
- 12.3cm
- 高台径:
- 6.4cm
志野茶碗の序列ではNo.3くらい
志野茶碗というと、卯花駕と羽衣が双璧だと見なされていることが多いようです。広沢はその次No.3ぐらいにくるのでは。サイズは丁度よく、羽衣のようなぶとっちょは影を潜めています。
穏やかな緋色の景色
鬼板による赤い発色が、全体に薄く出ていて、おだやかな景色に仕上がっています。羽衣のあらぶれる魂をなだめると、広沢になるような感じがしています。
耳寄りなおはなし
出典
憧れのお茶道具、集めました。
投稿日:2017年5月5日 更新日:
志野茶碗というと、卯花駕と羽衣が双璧だと見なされていることが多いようです。広沢はその次No.3ぐらいにくるのでは。サイズは丁度よく、羽衣のようなぶとっちょは影を潜めています。
鬼板による赤い発色が、全体に薄く出ていて、おだやかな景色に仕上がっています。羽衣のあらぶれる魂をなだめると、広沢になるような感じがしています。
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