- 所蔵:
- 恵比寿屋
- 高さ:
- 6.8cm
- 口径:
- 13.8cm
- 底径:
- 4.5cm
- 一金:
- 1,000,000円
ストーリー
中国との貿易により、日本に渡ってきた青磁茶碗。青磁蓮弁茶碗として分類されている。千利休のわびさびの世界とは異なり、傷1つない完璧な状態が好まれる。室町時代の後期、京都の貴族藤原道織が愛蔵した茶碗。その後、室町時代の終焉とともに京都の商人に手渡った後、江戸の中期に島津家に手渡った。わびさびとは異なる、青磁茶碗の歴史に紐づいたお話の席にはピッタリの茶碗。
『蒼』の形状
花弁蓮がキレイに刻まれた茶碗。お湯を注ぐと、不思議とサラサラと茶碗の中で響くのは、侘び寂びの茶碗では味わえない妙味。
『蒼』の肌
とてもスルスルとしつつもしっとりとしている肌。虫眼鏡で見ると、とても細かい気泡が見られる。夏の暑い季節に使いたくなる一碗。
『蒼』の重さ
重くもなく軽くもない、ベストバランスな重さ。しっとりとした肌が少し重さを感じ取りやすい。
耳寄りなおはなし
出典
- 全てオリジナル